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2009年2月

2009年2月 7日 (土)

新ストライクゾーン 選抜高校野球から適用

日本高野連は31日、3月21日に開幕するセンバツ高校野球大会から適用される新ストライクゾーンについて、兵庫県西宮市で各都道府県高野連審判部代表者を集めた説明会を行った。

昨年12月の日本アマチュア野球規則委員会は、本来の野球規則に合わせるため「アマチュア内規」のうち「ストライクゾーンの下限に関してだけ、ボール全部がひざ頭の下部のラインより上方を通過したものとする」との一文を削除することを決定した。公認野球規則では「ボールの一部分」がゾーンを通過すればストライクになる。(アマ野球ではこれまで、プロ野球と違って低めにストライクゾーンを下げない立場を明確にするために内規を設けていた。)

このことから、従来よりも実質的にストライクゾーンがボール1個分低めに広がことが説明され、参加者が実際の判定練習などを通じて確認した。運用については、投手に向かう方のひざ(右打者は左、左打者は右)を判定の基準とすることを申し合わせた。

参加者からは「打者には厳しい」などの戸惑いの声もあった。講師役を務めた日本高野連審判規則委員会の木嶋一黄委員長は「アンパイアにとって新しい課題。安定したゾーンを保てるように挑戦していきたい」と話した。

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